👦「ねぇゴッド、僕でも作れる商品ってあるのかな?」
🦉「もちろんじゃ、ひろ。年齢は関係ない。“誰かの困りごと”を見つけられたら、それが立派なビジネスのタネになるんじゃ」
「商品を作る」って聞くと、なんだか難しそう。でも、実は中学生のひろでも作れるものやサービスはたくさんあるんです。今回は、ひろが実際に考えたアイデアをもとに、「中学生ができる商品やサービスづくり」について一緒に考えてみましょう!
この記事でわかること
- 中学生でも作れる商品・サービスのアイデアが見つかる
- 「困りごと」を解決する発想法がわかる
- 小さく始めて育てるビジネスのコツが学べる
商品やサービスってどうやって作るの?
👦「ゴッド、“商品”って、何をどうやって作ればいいのか全然わからないよ…」
🦉「よし、ではまず“商品やサービス”の正体から見ていこうかの」
商品・サービスの基本:困っている人を助けるもの
「商品」とは、誰かの「困った!」や「こうだったらいいのに!」を解決するモノやサービスのこと。
「商品」とは、モノだけでなく、困りごとを解決する「サービス」も含まれるよ!
たとえば…
こんな声 | 商品・サービスのアイデア |
---|---|
朝、寝坊して遅刻しそう… | アラーム機能付き筆箱(商品) |
忘れ物が多い… | チェックリスト付き通学カバン(商品) |
勉強がつまらない… | オンラインで勉強を応援するサービス(サービス) |
👦「へえ!“誰かの困りごと”を出発点にするんだね!」
ひろの発想!中学生でも作れそうなアイデアベスト3
① 手作りお守り風「集中ブレスレット」
👦「友達がテスト前に“集中できない〜!”って言ってたから、集中モードに切り替えられる“おまじないアイテム”を作ったらおもしろいかも」
🦉「アイデアじゃ!ラベンダーの香りや、集中力が高まる色を使うのもええのう」
香りビーズ入りブレスレットなど、100円ショップの材料でも十分作れる!
② LINEでできる「応援スタンプ屋さん」
👦「オリジナルのスタンプを作って、勉強や部活をがんばってる友達にプレゼントしたら元気出ると思う!」
🦉「今どきの“心のサポート”も、立派なサービスになるということじゃな」
スタンプはLINE Creators Marketに登録して販売できるよ(保護者の協力が必要)
※オリジナル作品を作るときは、他の人のキャラクターやロゴを勝手に使わないように注意しよう!
③ 自分だけの「勉強計画ノート&サポートサービス」
👦「自分が使ってる『1日30分勉強表』を、デザインして他の人にも使ってもらえるようにしてみたいな!」
🦉「“自分が困ってたこと”を元にするのは、とても良い着眼点じゃ!さらに、友達の計画も一緒に考えてあげる“サポート”も立派なサービスになるぞ」
商品やサービスづくりのステップを知ろう
ステップ1:身近な悩みを見つける
👦「まずは“身の回りの困りごと”をメモしていくってことだね!」
ステップ2:自分にできる方法で解決案を出す
🦉「道具を使う、絵を描く、ネットで販売する…手段は一つじゃないぞい」
ステップ3:小さく試して反応を見る
👦「最初は家族や友達に“試してもらう”だけでも十分ってことか〜!」
「中学生でもできる」は武器になる!
🦉「ひろよ、ここが肝心じゃ。“中学生だからできない”ではなく、“中学生にしかできない”ことがあるのじゃ」
たとえば…
- 同世代の気持ちがリアルにわかる
- 学校というコミュニティがある
- 「がんばってる感」が応援されやすい
👦「なるほど…逆にチャンスかも!」
ゴッドのまとめ
🦉「ひろよ、忘れるでない。レオナルド・ダ・ヴィンチはこう言っておる」
『シンプルさは究極の洗練である』
最初から完璧な商品やサービスを作る必要はない。小さなアイデアを形にして、そこから学び続けること。それこそが、真の「価値づくり」なんじゃよ。
商品やサービスとは、“誰かを笑顔にする工夫”。年齢も経験も関係ない。
まずは、自分の世界から一歩踏み出してみるのじゃ!
用語解説
- 商品:お金と交換できる「モノ」のこと。手作りアイテムやグッズなども含まれる。
- サービス:お手伝いや応援、サポートなど、「体験」や「助けること」を提供するもの。
- ターゲット:商品やサービスを届けたい相手のこと。具体的にイメージすることが大切。
今日の宿題
👦「きみならどんな“中学生アイデア”を作ってみたい?」
- 自分の“困ったこと”を3つ書き出してみよう
- それを解決するアイデアを1つだけ考えてみよう
- 誰かに話して、感想を聞いてみよう!
※うまくいかなくても大丈夫!アイデアは何度でも変えてOKだよ。
ブログ執筆者受け
相手を軸にしてモノやサービスを考えるってすごく大事だね。
自分の「これがやりたい!」が強すぎると、相手軸で商品を考える視点が弱くなって、必要とされない商品になる可能性もある。
自分軸(得意、好き、価値観)と相手軸(困っている、あったらいいな)をバランスよく考えていけたら、きっといい商品ができるはず!
こういった複数の視点が必要な場面って起業に限らず、いろんな場面で役に立つから早いうちに身につけていきたいね。
たとえば、自分は「YouTubeを作るためにパソコンがほしい」、親は「YouTubeは遊びだと思っている。ちゃんと社会に役立つ勉強をしてほしいから今はパソコンはいらない」と考えている場合、
自分視点しかない場合は、「パソコンがないとYouTube作れないから買って!」と自己主張するだけになって、目的が達成されない可能性が高くなってしまうけど、
相手軸で考えた結果、「YouTube制作過程が、社会で必要とされるスキルを磨くのにすごく役に立つ」ことを説明できれば、相手も納得しやすくなる。
交渉相手にもプラスになる提案ができれば交渉成立する可能性が高まるよ!そのためには相手軸でも物事考えられるスキルが必要だね☆