👦ひろ「うわぁ…またやらなきゃいけないことを後回しにしちゃった…」
🦉お師匠ゴッド「ひろよ、それは“やる気”が足りないのではない。“はじめの一歩”が遠すぎるのじゃ。」
やらなきゃと思っても、体が動かない。そんなこと、誰にでもあるよね。でも、ある“魔法の5分間”を使えば、グッと行動しやすくなるんだ。この記事では、その5分間の秘密と、すぐに実践できる方法を紹介するよ。
この記事でわかること
- 行動できない原因と、それに対する正しい理解
- 行動に移すための「最初の5分」テクニック
- 誰でもすぐ試せる、やる気に頼らない方法
行動できないのは「意志が弱いから」じゃない!
👦ひろ「ぼくって、なんでこんなにグズグズしちゃうんだろう…。意志が弱いのかな…?」
🦉お師匠ゴッド「意志の力は筋肉のようなもの。鍛えれば強くなるが、すぐには育たん。まずは“仕組み”で助けるのじゃ。」
実は、行動できないのは「意志が弱いから」ではありません。脳は「不確かな未来」や「失敗するかもしれないこと」にブレーキをかける仕組みがあります。
たとえば、「勉強しよう」と思っても…
- どこから始めたらいいかわからない
- 失敗したらどうしよう
- やっても意味があるかわからない
といった気持ちが、無意識にストップをかけているんです。
最初の5分で脳をだませ!「5分ルール」とは?
👦ひろ「じゃあ、どうしたら行動できるようになるの?」
🦉お師匠ゴッド「“5分だけ”やると決めるのじゃ。それが“5分ルール”じゃ。」
5分ルールとは?
「まずは5分だけやる」と決めてスタートすることで、脳にとってのハードルをぐっと下げるテクニックです。
通常の考え方 | 5分ルールの考え方 |
---|---|
英語の宿題を全部やらなきゃ | とりあえず英単語10個だけ書き写す |
本を1冊読まなきゃ | 表紙だけ見て、1ページだけ読む |
部屋を片づけなきゃ | 机の上の1つだけ片づける |
「え、それだけ?」と思うくらいの小さな一歩を設定することがコツです。
なぜ効果があるの?
- 脳が「これくらいならやってもいいか」と判断する
- 始めると集中モードが生まれる
- 5分のつもりが、気づいたら30分経っていた!ということも
👦ひろ「たしかに…“5分だけ”って言われると、なんかできそうな気がしてきた!」
成功談:苦手な作文も5分だけでスタート
ひろは作文の宿題が苦手で、毎回ギリギリまでやらなかった。でもある日、「とりあえずタイトルだけ考えよう」と5分だけ机に向かったところ、気がつけば1時間夢中で書いていた。「最初の5分で書き始めたら、あとはスラスラ出てきたよ!」と嬉しそうに話していました。
行動を“当たり前化”する3つのコツ
🦉お師匠ゴッド「続けるためには“脳に選択させない工夫”が必要じゃ。」
行動の前に「環境」を作っておく
- 勉強道具は前日に机の上に出しておく
- ジムに行きたいならウェアを玄関に置いておく
やるまでの“準備”がなくなると、脳の抵抗が小さくなります。
タスクを小さく分ける
- 「レポートを書く」→「タイトルを決める」→「1文だけ書く」
- 「動画を撮る」→「カメラをセットする」→「1分間だけ話す」
最小単位まで分解すると「できる気」が生まれます。
ごほうびを設定する
- 5分できたら好きな動画を1本見る
- 勉強終わったらアイスを1つ食べる
報酬は脳に“快感”を覚えさせ、次の行動につながります。
ゴッドのまとめ
🦉お師匠ゴッド「大切なのは、“はじめの一歩”のハードルを下げる工夫じゃ。5分でいい、まず動くのじゃ。」
「最も遠い旅も、一歩から始まる」――老子
行動できないのは、自分に問題があるわけではない。誰でも最初は不安や面倒を感じるもの。そんなときは“5分だけ”やってみる。すると、思ったよりもずっと簡単に流れに乗れるようになるのです。
今日の宿題
あなたが「やらなきゃ」と思っていることを、5分でできる小さな一歩に分けてみましょう。
ノートやメモに書き出して、今日中に1つだけ実行してみてください。
ブログ執筆者受け
出張先のホテルで、少しでもレポートをまとめておけば次の日の仕事がスムーズに進められる、そんな場面がよくあるよ。
ただ、その日も一日中忙しくしているから、ホテルに帰ってきてからなかなか気乗りがしない、、
そんなとき、夕食に出かける前にタイマーを15分だけかけてレポート作成に取り組んでみる。
15分だけやれば待ちに待った夕食。お腹がすいた ^^)
気が付けば、集中モード。
ここもまとめておこう、こっちもやっておこう。
気づいたころには1時間半。レポートもいい感じにまとまってきた。
さぁ夕食だ(^^)/
夕食から戻ってレポートに着手しようとすると、ここまでの集中モードはなかったかも。
自分にとって集中モードをONにする方法を色々試してみようね!