「起業って、商品を売ったりお金を稼ぐことだよね?」
そう思っていた僕(ひろ)が、実際に起業の準備を始めてみたら、全然違った。
むしろ、「自分ってどんな人間なのか?」を深く知る旅だった――そんな驚きの体験を、今日はお話しします。
起業のことを考えているキミにも、きっとこの話がヒントになるはず!
この記事でわかること
- 起業を通じて“自分を知る”ってどういうことか
- 自分の強み・弱みの見つけ方
- 起業準備の中で気づいた「本当のやりたいこと」
起業のスタートは「何を売るか」じゃなかった?
👦ひろ「お師匠ゴッド、起業って“何を売るか”が一番大事なんじゃないの?」
🦉ゴッド「確かに、商品やサービスは大事じゃ。しかし、もっと大事なのは“誰が、何のために売るのか”じゃよ。」
👦「ん?よくわからないな…どういうこと?」
🦉「たとえば、君がサッカーが好きで、みんなにサッカーの楽しさを伝えたいとしよう。でも、ただのサッカーボールを売っても、他の店と変わらんじゃろ? 君が“どんな思い”でそれを売るかが、価値になるんじゃ。」
👦「なるほど…。自分の想いが、ビジネスの中心になるってことか!」
自分を深掘りする3つの質問
起業を考えるとき、こんな質問を自分にしてみてほしい。
質問 | 目的 |
---|---|
① どんなときにワクワクする? | 興味・情熱を知る |
② どんなときにイライラする? | 大切にしている価値観を知る |
③ どんな時に「ありがとう」と言われた? | 他人から見た自分の強みを知る |
👦「僕は、友達に“わかりやすく説明してくれて助かった!”ってよく言われる!」
🦉「それこそ、君の“価値”じゃな。それを活かすビジネスを考えるのが“起業”なんじゃよ。」
迷った時こそ「自分軸」を思い出せ
起業を進めていくと、いろんな選択を迫られる。
- 商品の価格はいくらにする?
- どこまで無料でやる?
- SNSでどこまでプライベートを出す?
そのときに役立つのが、「自分軸(=自分が大切にしたいこと)」なんだ。
👦「最初は“フォロワーが多い人の真似”ばかりしてたけど…だんだん苦しくなったんだよね。」
🦉「他人の軸で生きると、続かんのじゃ。“自分は何を信じてやっていくか”が大事なんじゃ。」
起業は“鏡”だった
実は、ビジネスって「売れる・売れない」で悩むことよりも、「自分の気持ちと向き合う」時間のほうが多い。
- 自信がない
- 人の目が気になる
- 失敗が怖い
これらは全部、ビジネスの問題じゃなくて「自分の内面」の問題だった。
👦「起業って、自分を見つめ直す“旅”だったんだね。」
🦉「そうじゃ。ワシも50年この道を歩んできたが、ビジネスは“己を知る修行”の連続じゃったよ。」
ゴッドのまとめ
🦉「己を知る者は、百戦して危うからず」
これは『孫子の兵法』の言葉じゃ。
起業とは、世の中に挑む戦いでもあるが、まずは自分自身を深く知ることから始まる。
君がどんなときに笑い、どんなことで泣き、何に怒り、何を大切にしたいのか。
それがわかれば、どんなビジネスも君らしく輝く道になるじゃろう。
焦らず、じっくり自分の心と向き合っていくのじゃ。
用語解説
自分軸
他人の評価ではなく、「自分が大切にしている価値観」や「判断基準」のこと。
価値
人が「ありがたい」「欲しい」と思ってくれること。自分にとって当たり前でも、他人にとっては価値になることもある。
起業
自分でビジネスを立ち上げ、経営すること。売上や利益だけでなく、「なぜやるか」も重要。
今日の宿題
自分に、こんな3つの質問をしてみよう!
- どんなときに「楽しい!」と感じた?
- 最近、人から「ありがとう」って言われたのはどんな時?
- 自分が「大切にしてるな」と思う考え方は?
この答えが、「君の起業のヒント」になるかもしれない!
ブログ執筆者受け
学生時代に、スキー場近くにある宿にお客さんを紹介してマージンをもらう仕事をしたことがあるよ。
ビラを作成して、学校の前で配ったり、近くのお店に掲示してもらったり・・・
ビラ作成はかなり気合!?入れて個性出しまくったら、友達から苦笑されていた・・・
自分の好きなデザインに、自分の言葉でビラを数種類作ったことはとても楽しかった!
集客の結果は散々なものだったけど、ワクワクしたのは事実。
いい宿紹介してもらって良かったって喜んでもらえたこともうれしかった。
今思えば、作ったビラの中に個性だったり、大切にしている価値観を注入できてたんじゃないかな。
たくさん失敗する中で、自分と向き合う時間もたくさんあったんだぁ、と振り返ってるよ。