1年続けて見えた「景色」──ビジネスを続けることで見えてきた本当の価値

👦ひろ「ねぇゴッド、なんで続けるってそんなに大事なの?途中でやめても、また新しいこと始めればいいんじゃない?」

🦉お師匠ゴッド「ひろよ。確かに始める勇気も大切じゃが、続けた者にしか見えぬ“景色”というものがあるのじゃよ…」

成功者は口を揃えて「続けることが大事だ」と言います。でも実際に1年、毎日何かを続けるって、すごく地味で、時に孤独で、意味があるのか分からなくなることもあります。

この記事では、中学生のひろとお師匠ゴッドの会話を通して、「ビジネスを1年続けたことで見えた景色」とは何かを、一緒に探っていきましょう。

この記事でわかること

  • ビジネスを「続ける」ことの本当の意味
  • 継続から生まれる“変化”と“成長”
  • 心が折れそうな時の乗り越え方

ビジネスを1年続けると、何が変わるの?

👦「1年かあ…。そんなに変わるの?」

🦉「うむ。ビジネスは“点”ではなく“線”じゃ。最初の1ヶ月では気づけぬことが、1年後には“当たり前”になっているものじゃよ」

たとえば、最初はお客さんもゼロ、収益もゼロ。でも、小さな投稿を重ねたり、1人1人に感謝を伝えたりするうちに、「あ、この人の考え方好きかも」と言ってくれる人が現れます。

小さな積み重ねが「信用」になる

期間起きる変化具体例
1ヶ月目反応がほぼないSNS投稿に「いいね」ゼロ、アクセス数数十人程度
3ヶ月目興味を持ってくれる人が出るDMが1件届く、知り合いが「読んだよ」と言ってくれる
6ヶ月目ファンになってくれる人が出るリピーターができる、紹介が増える
12ヶ月目自分を信頼してくれる人が現れる単価が高くてもお願いされる、「あなたから買いたい」と言われる

👦「へぇ〜。でも、それってホントに“毎日”やらないとダメ?」

🦉「毎日でなくともよい。ただ、“やめないこと”が肝要じゃ。続けることで、自分にも周りにも信頼が育つのじゃ」


なぜ途中でやめたくなるのか?

👦「でもやっぱり、途中で“これ意味ある?”って思っちゃいそう…」

🦉「当然じゃ。誰しもそう思う。しかしその“壁”の向こうにしか、本当の景色はない」

続けることを阻む3つの壁

  1. 結果がすぐに出ない焦り
    → 例:毎日投稿してるのに反応がない
  2. 周りと比べて落ち込む
    → 例:同じ時期に始めた人がバズっている
  3. 自分の中で意味を見失う
    → 例:「こんなことして何になるんだろう…」

これらは、ビジネスを続けていく上で誰もが通る「霧」のようなものです。


霧が晴れた瞬間に見えた「景色」

👦「ゴッド、その“景色”ってどんな感じなの?」

🦉「うむ。それは“人の顔が浮かぶようになる”ことじゃ」

たとえば、最初は“フォロワー100人”という数字だったものが、1年後には「いつもコメントをくれるあの人」「質問をくれた中学生」「買ってくれたお母さん」…と、数字ではなく“人”として見えてくる。

これはビジネスにとって、何より大切な感覚です。

👦「たしかに…誰かの役に立ってるってわかったら、頑張れるかも」

🦉「そうじゃ。“誰かの人生とつながる”ことが、続けた者に与えられるご褒美なのじゃ」


「続ける工夫」は“仕組み化”にあり

👦「でもやっぱり、毎日気持ちで続けるのって大変だよ」

🦉「だからこそ、“習慣”や“仕組み”を味方につけるのじゃ」

続けるための工夫3つ

工夫内容
習慣化決まった時間・場所で作業する毎朝7時にブログ1本書く
可視化継続の記録を残すカレンダーに〇をつける
仲間化一緒に頑張る仲間を持つ毎週の振り返りを共有するグループに参加

👦「なるほど〜。ひとりで頑張らなくていいんだ」

🦉「そうじゃ。“継続”とは、才能ではなく“環境づくり”なのじゃ」


ビジネスは「育つもの」だと気づく

👦「ビジネスって、“作る”ものだと思ってたけど、“育てる”ものでもあるんだね」

🦉「まさにその通り。“育てる”には、時間と愛情がいる。まるで植物のようにな」

目の前の売上や成果だけを見ると、焦ってしまいます。でも1年かけて信頼を育て、関係を築いたお客さんは、長くあなたの“応援者”になってくれます。


ゴッドのまとめ

🦉「ひろよ、よく聞くがよい。“続ける者にだけ、道は開ける”。これはあのアインシュタインの言葉じゃ」

『私は特別な才能など持っていない。ただ、情熱的に長く観察し続ける力があるだけだ』

この世界は、“始めた者”より、“続けた者”にチャンスを与える。

だからこそ、焦らず、慌てず、自分のペースで育てていくのじゃ。


用語解説

  • 信用
     人から「この人なら大丈夫」と思ってもらえること。ビジネスではとても大切な“目に見えない財産”。
  • 習慣化
     決まった行動を毎日同じようにくり返すことで、自然にできるようにすること。
  • 仕組み化
     気合や気分に頼らず、自然と続くように「やる仕組み」をつくること。

今日の宿題

「あなたがこの1年、育てたいものは何ですか?」
それを、続けるための“小さな一歩”を今日、始めてみよう!