自分の「好き」と「得意」を言葉にしてみよう

「好きなことを仕事にするって、そんな簡単じゃないよね?」
そう思ったことはありませんか。
でも、もし“好き”や“得意”をうまく言葉にできたら――
あなたが進む方向がハッキリして、今まで見えなかったアイデアやビジネスの種が見つかるんです。

今回は、🦉お師匠ゴッドと👦ひろの会話を通じて、「好き」と「得意」を言葉にする大切さをいっしょに考えていきましょう。

この記事でわかること

  • 「好き」と「得意」を言葉にするコツ
  • 起業アイデアにつながるヒント
  • 自分らしい強みを見つける方法

自分を知ることが、起業の第一歩

🦉お師匠ゴッド「ひろ、今日は自分の“好き”と“得意”を言葉にする旅に出ようかのう。」

👦ひろ「えっ、旅? なんだかワクワクするけど、どういうこと?」

🦉「起業を決める時、最初に迷うのは“何をやればいいか”じゃ。だがその前に、“自分を知る”という旅をせねばならんのじゃよ。」

👦「でも、自分を知るって難しいよ…。好きなことって、ゲームとか食べることとか、そんなのしか思いつかないし。」

🦉「それで十分じゃ。それを深堀りするんじゃ。」


「好き」と「得意」を書き出すワーク

🦉「まずは、紙とペンを用意してみるんじゃ。」

👦「今、スマホのメモでもいい?」

🦉「もちろんじゃ。方法はなんでもよい。大事なのは、思いついたことを全部書くこと。たとえば――」

好きなこと得意なこと
絵を描く友だちの相談にのる
お菓子作り人前で話す
自転車で遠くに行くコツコツ調べものをする

👦「あ、こんな感じでいいんだ! なんか楽しくなってきた!」

🦉「書いていくうちに、思わぬつながりが見えてくるぞ。たとえば“お菓子作り”と“人前で話す”を組み合わせれば、YouTubeでお菓子講座を配信することもできるじゃろう。」

👦「うわ、それ面白いかも!」


意外性がヒントになる

🦉「人はな、自分の“好き”を軽く見がちじゃ。だが、世の中ではその小さな“好き”が価値になることが多いのじゃ。」

👦「でも、得意なことって、みんなできるんじゃないの?」

🦉「それこそが大きな勘違いじゃよ。たとえば“コツコツ調べものをする”のが得意でも、世の中には調べものが苦手な人が大勢おる。それだけで強みになるのじゃ。」

👦「そっか…僕にとって普通でも、誰かにとっては特別なんだ。」

🦉「そうじゃ。エジソンはこう言った。『天才とは1%のひらめきと99%の努力である』。その1%のひらめきは、案外、日常の“好き”から生まれるものなのじゃ。」


「好き」と「得意」を組み合わせてみよう

🦉「さあ、次のステップじゃ。“好き”と“得意”を組み合わせるのじゃ。」

👦「えーっと…“自転車で遠くに行く”と“写真を撮るのが得意”だったら…?」

🦉「それなら、旅のフォトブログやガイドマップ作りもできそうじゃろう。」

👦「わぁ、なんか一気にアイデアが広がる!」

🦉「アイデアを出す時のポイントはこれじゃ。」

ヒント

  • 自由に発想すること
    「できるかどうか」は後で考える
  • 1つの“好き”を複数の“得意”と掛け合わせる
    例:料理 × 写真、散歩 × SNS発信
  • 身近な人に聞いてみる
    「私の得意ってなに?」と質問すると、意外な答えが返ってくる

小さな行動が未来をつくる

👦「でもさ、書き出しただけで終わっちゃいそう…。」

🦉「ふむ、では一歩を踏み出すための“行動リスト”を作ろう。」

行動具体例
好き・得意を書き出す10分でOK、スマホメモで
1つ選んで小さく挑戦SNSに写真を1枚投稿する
人に見せて反応をもらう家族や友達に見せて感想を聞く

👦「これなら僕でもできそうだ!」

🦉「そうじゃ。小さな一歩が未来を変える。」

👦「うん! なんだかやる気が湧いてきた!」


ゴッドのまとめ

🦉「今日の学びを胸に刻むがよい。“好き”と“得意”は、未来のビジネスを照らす灯火じゃ。

🦉「ワクワクすること、自然に続けられること、それが君の強みになる。『己を知る者は勝つ』という言葉がある。まずは自分を知り、言葉にするのじゃ。」


用語解説

  • 強み
     自分が自然にできて、周りよりもうまくやれること。
  • アイデア
     新しい発想や着想。小さな気づきがビジネスの種になる。
  • 価値
     他の人にとって役立つことや喜ばれること。

今日の宿題

  • あなたの「好き」を10個、
  • あなたの「得意」を10個、
    スマホやノートに書き出してみましょう。
    その中から1つを選んで、どんなビジネスになりそうか考えてみてください。