「自分にできることなんて、たいしたことないかも…」
そう思ってしまう瞬間、ありませんか?
でも、ふとしたときに周りから「それ得意だよね!」「いつも楽しそうにやってるね」と言われたことが、実は起業のヒントになることがあります。
今日は、自分の「好き」と「得意」を言葉にして、自分だけの宝物を見つけるお話です。
この記事でわかること
- 自分の「好き」と「得意」を見つける具体的な方法
- 起業のアイデアにつながるヒント
- 「できること」が一歩を踏み出す勇気になる理由
自分の「好き」と「得意」を探す旅
🦉お師匠ゴッド「ひろ、今日は“自分の好きと得意”を言葉にしてみようじゃないか。」
👦ひろ「好きと得意?うーん、でも僕、そんなに特技とかないですよ…。」
🦉「ほほう、そうやって自分を小さく見積もる人が多いのじゃ。だが、誰の中にも“きらめき”はある。」
👦「でも、どこから探したらいいか分かんないなぁ…。」
「好き」と「得意」は違う宝石
「好き」と「得意」は似ているようでちょっと違うものです。
たとえば――
好き | 得意 |
---|---|
やっているとワクワクする | 周りよりスムーズにできる |
時間を忘れて没頭できる | 人から「すごいね!」と言われる |
🦉「好きは心を燃やす火。得意は君を支える土台。どちらも必要なのじゃ。」
👦「えっ、両方探さなきゃいけないの?ちょっと大変そう…。」
🦉「だからこそ、面白い旅になるのじゃよ。」
ひろが気づいた“好き”と“得意”
ひろは、自分に特技があると思っていませんでした。
ある日、近所の商店街のイベントでボランティアをしたときのこと――。
👦「僕、飾り付けを手伝ったんですけど…。」
🦉「どうじゃった?」
👦「夢中で作業してたら、あっという間に時間が経ってて、しかもみんなが『センスいいね!』って言ってくれたんです。」
🦉「ほれ、それが“好きと得意”のヒントじゃ。」
「やっていて楽しい」→ 好き
「人から褒められる」→ 得意
これをノートに書き出してみると、意外な自分に出会えます。
書き出しワークをやってみよう
- 最近やって楽しかったことを3つ書く
- 人から褒められたことを3つ書く
- それぞれを眺めて、共通点を見つける
👦「なるほど!書き出したら、なんか自分でも気づきそうだな。」
「意外性」がアイデアを生む
🦉「起業のタネは、意外なところに落ちておるぞ。」
👦「え?意外なところ?」
🦉「たとえば、好きなゲームの実況をやっていた人が、プレゼンが得意だと気づいて、今では人前で話す講師になっておる。」
👦「うわ、そんなつながりもあるんだ!」
🦉「人生は一本の道ではなく、いくつもの道が交わっておる。その交差点にヒントがあるのじゃ。」
身近な例えで考えよう
たとえば「料理が好き」で「段取りが得意」な人は、
・お弁当の作り方を教える教室
・忙しい人向けのレシピ提案
など、立派なビジネスになります。
👦「なるほど!料理が好きなだけじゃなくて、段取りが得意ってとこがポイントなんだ!」
言葉にすることで見える未来
自分の「好き」と「得意」を言葉にすると、こんな効果があります。
- 行動の指針になる
- 人に相談しやすくなる
- 新しいアイデアが生まれる
🦉「書き出すことは、未来の地図を描くようなものじゃ。」
👦「地図かぁ…なんかワクワクしてきた!」
注意:完璧を求めすぎない
最初から「これで起業だ!」と決めなくて大丈夫。
大切なのは、「小さなヒントを見逃さないこと」です。
ゴッドのまとめ
🦉お師匠ゴッド「好きと得意は、君だけの宝物じゃ。
言葉にすれば、見えなかった道が見えてくる。
『己を知ることが、すべての始まりである』(アリストテレス)とも言うじゃろう。
さあ、今日からその旅を始めるのじゃ。」
👦ひろ「はいっ!なんだか、自分のことをもっと知りたくなりました!」
用語解説
- アイデア
物事をより良くするための新しい考えや工夫のこと。 - 指針(ししん)
行動や考え方の目印になるもの。地図のようなもの。
今日の宿題
「あなたが“やっていて楽しい”ことと、“人から褒められた”ことをノートに3つずつ書き出してみよう!
そして、そこから新しいアイデアを1つ考えてみてください。」「自分にできることなんて、たいしたことないかも…」
そう思ってしまう瞬間、ありませんか?