👦ひろ「ねぇゴッド、お金って大人になってから考えるものでしょ?まだ学生の僕には関係ない気がするんだよね」
🦉お師匠ゴッド「ふむ、それはよくある誤解じゃ。むしろ今こそ、“お金の感覚”を育てる絶好のチャンスなんじゃよ」
スマホもサブスクもゲームも、身の回りには“お金”が関わってることばかり。でも、どうやって「お金の感覚」って身につけるの?――そんな疑問を持つ中高生のために、今すぐできる習慣を紹介します!
この記事でわかること
- 「お金の感覚」とは何かがわかる
- 中高生でも実践できる3つの習慣が学べる
- 将来に差がつく“使い方と増やし方”のヒントが手に入る
「お金の感覚」ってなんだろう?
👦「“お金の感覚”って、要するにケチになれってこと?」
🦉「いやいや、節約とは違うぞい。“価値”に目を向ける力のことじゃ」
お金の感覚=「価値と選択」のセンス
お金の感覚とは、簡単に言えば「お金をどう使うか・どう増やすか」の判断力のこと。
それはつまり、「これにお金を使う価値があるのか?」と考える力です。
たとえば、500円でコンビニのお菓子を買うか、友達とカフェで過ごすか、未来のために貯金するか――その選択が積み重なることで、お金のセンスは磨かれていきます。
習慣①:「使ったお金」を記録してみよう
👦「家計簿なんて、面倒そうだよ…」
🦉「ならば“ざっくり”でいい。習慣こそが宝なんじゃ」
スマホメモでもOK!「何に使ったか」を意識する
中高生の生活にも、お小遣いやバイト代、親からもらうお金など“使えるお金”はあるはずです。
大切なのは、「気づかないうちに消えてるお金」を可視化すること。
日付 | 使ったもの | 金額 | 感想 |
---|---|---|---|
6/1 | ゲームアプリ課金 | 800円 | あんまり使わなかったかも… |
6/2 | 友達とファミレス | 1,200円 | 楽しかった!また行きたい |
6/3 | 文房具 | 500円 | 使いやすくて満足! |
「満足したか?」「後悔してないか?」の一言メモをつけるだけでも、使い方の傾向が見えてきます。
習慣②:「モノの値段」を自分で調べてみる
👦「お母さんがよく“高い!”って言うけど、自分ではよくわからないんだ」
🦉「ならば自分で調べてみることじゃ。“値段”を知るのは、立派なトレーニングぞ」
お金の“相場感”が「見る目」を育てる
たとえば、スマホの機種変更。
店頭で買えば10万円以上するけど、型落ちの中古なら2万円台で買えることも。
この差がわかるかどうかで、お金の使い方は大きく変わります。
「これって、ほんとにこの値段の価値があるの?」と考えるクセをつけることが大切です。
ヒント:
- スーパーやネット通販の値段を比べる
- 「リサイクルショップ」や「フリマアプリ」で調べてみる
- 友達と「この商品、どう思う?」と話し合ってみる
習慣③:「欲しいモノ」をすぐ買わずに“寝かせて”みる
👦「買いたい!今すぐポチりたい!」
🦉「その気持ち、わかるぞい。だが“1日寝かせる”だけで後悔はグッと減るんじゃ」
「衝動買い」から抜け出す魔法のルール
お金の感覚を養う最大の敵――それが「衝動買い」です。
目の前の誘惑に流されず、「1日ルール」を実践してみましょう。
- 欲しくなったモノは、スクショorメモして一晩寝かせる
- 次の日もまだ欲しいなら、本当に必要か自分に聞いてみる
- それでも「欲しい!」と思えたら、価値のある買い物かも!
買う前に「なぜ欲しいのか?」を考える時間を持つことで、お金の使い方に深みが出てきます。
ゴッドのまとめ
🦉「“お金の感覚”とは、価値を見極める目と心を育てることじゃ」
「値段とは、その商品に払う金額。価値とは、それを通して得られる満足。」
― ウォーレン・バフェット(投資家)
👦「お金を使うって、“自分をどう育てたいか”ってことなんだね」
そう、若いうちから「記録」「調査」「間を置く」の3習慣を続ければ、きっと将来“お金に振り回されない”力が身についていきます。
用語解説
衝動買い
→ 深く考えずに、思いつきで買ってしまうこと。後で後悔しがち。
相場感(そうばかん)
→ あるモノの一般的な値段や価値の目安を感覚でつかめる力。
サブスク
→ 月額料金などを払って、サービスを使い続ける仕組み(例:Netflix、Spotifyなど)
今日の宿題
あなたが今「一番欲しいもの」は何ですか?
それを買う前に、3つの質問をしてみましょう。
- 「これ、なんで欲しいの?」
- 「他にもっと価値ある使い道はない?」
- 「1日待っても、やっぱり欲しい?」